マンション修繕.jp

改修の基礎の基礎

修繕工事の種類

マンション修繕の基礎として、ここでは概要をお伝えできればと思っています。もっと知りたいことや具体的な疑問は、質問受付フォームより投稿下さい。 まず、工事の種類についてご説明します。※写真にマウスオーバーすると「工事後」が表示されます。

  • 外壁洗浄
  • 外壁塗装
  • シーリング打替
  • バルコニー防水
  • 鉄部塗装

外壁洗浄工事

外壁洗浄工事 【工事内容の解説】
マンションの外壁の汚れは、遠目に見ても美観を損なうものです。
写真は、竣工からの時間の経過によって雨水のつたう跡が外壁に出来てしまった例。白い壁に黒い筋がくっきりと浮かびあがってしまっています。 この縦の黒い筋の汚れを、高圧洗浄によってキレイに落とします。


外壁塗装工事

外壁塗装工事 【工事内容の解説】
塗装には大きく分けて2つの重要な要素を持っています。
1つはコンクリートを保護する目的です。
本来、建物のコンクリートは強アルカリ性であり、そのため内部の鉄筋が錆びずにコンクリートと一体化することで強度を維持しています。そのコンクリートは風雨や紫外線、空気(二酸化炭素)等にさらされることによって表面より徐々に中性化してきます。その中性化を抑制するための目的として塗装仕上げが存在するのです。

もっと解りやすく説明しますと、女性の方がお化粧をする目的は、 1つに紫外線・その他からお肌を保護することでシミやそばかすを防ぐこと、 2つめにお肌の色彩を美しく整えることだと思います。 建築の塗装も同じことなのです。 1つに紫外線・その他の有害物質からコンクリートを保護することで中性化を抑制する。 2つめの目的として建物の美観性を向上させる。 上記の理由から、建物を末永く大切に維持するうえで塗装は必要不可欠な作業なのです。

次にその塗装被膜について簡単にご説明致します。 塗料は一般的なものでは通常液体であり、その液体を現場で塗装することで被膜を成形させます。地球には引力があることから、立面(壁面)に塗装する際に多くの量を一度に塗装すると垂れてしまい、1度の塗装量(塗布量)が限られてしまいます。よって同じ色を2回に分けて塗装している光景をよく目にするわけです。
「下塗塗布→中塗塗布→上塗塗布」というように職人の感性で何度も重ね塗りをして、きれいな外壁塗装に仕上がるのです。


シーリング打替工事

シーリング打替工事 【工事内容の解説】
シーリング工事とは、建物の外壁などを構成するコンクリート・モルタル・ガラス・サッシ・パネルなどの各種部材間(目地)に防水性・気密性を確保する目的で行なう工事です。建物の目地は気温や湿度の変化、地震や風圧などの自然条件によって目地幅が変化するため、シーリング材にはそれらの動きに追従する柔軟性が必要とされます。建物が劣化していくようにシーリング材に関しても5~10年ほどで劣化していきます。シーリング材が劣化すると防水性・気密性・柔軟性を発揮できなくなり、外壁のひび割れ・雨漏れの原因になる恐れがあります。その為、シーリング材の打ち替え工事が必要になるのです。

シーリング材にはたくさんの種類があり、工法・部位・構成材とシーリング材の適切な組み合わせを選定して施工しなければ本来の性能を十分に発揮できなくなるばかりではなく、シーリング付近を汚染してしまう事にもなりかねません。


バルコニー防水工事

バルコニー防水工事 【工事内容の解説】
バルコニーは水が溜まりやすく、これは建物の劣化の大きな原因になります。 防水の目的は大きく分けて2つあります。

1つめは塗装と同じくコンクリートの保護です。本来、建物のコンクリートは強アルカリ性であり、その為内部の鉄筋が錆びずにコンクリートと一体化することで強度を維持しています。コンクリートは風雨や紫外線、空気(二酸化炭素)等にさらされることによって表面より徐々に中性化してきます。この中性化の進行をそのままにしていると、コンクリートの破壊(コンクリート内の鉄筋の錆による膨張で起こる)に至ります。その中性化を抑制する目的とする工事に防水仕上げが存在します。

2つめの目的は住生活環境を維持する(雨漏れを未然に防ぐ)事です。昨今においては、防水機能に遮音性を持たせた商品も開発され、さらに住生活環境がグレードアップされるマンションも増えてきています。

コンクリート内部の鉄筋を酸化させないようにするために防水工事は改修工事の中でも最も大切な工事と言えます。 防水工事にもいろいろな材料での工法があり、最も適した工法を選び抜き施工にあたることが肝心です。


鉄部塗装工事

鉄部塗装工事 【工事内容の解説】
鉄部は建物において必ず設けられています。鉄部塗装が必要な理由として、塗料の被膜によって鉄が錆びることを防ぐことが出来る、ということが挙げられます。 しかし、その被膜(塗膜)も経年劣化していきます。その現象を確認するのに、一番わかりやすい方法があります。 試しに手のひらで鉄部の表面をサッと拭いてみて下さい。手のひらに塗装色のような粉が付着するようであれば、塗装の被膜として鉄部を保護する目的が低下していると言えます。このような例を建築用語では『チョーキング』と称しています。

経年により、酸素や二酸化酸素などの外気に触れることによって劣化が進行します。また、太陽光の紫外線・風雨に曝されても劣化は進行します。劣化進行の原因にはこのような様々な条件が挙げられ、劣化進行の速さについては、その建物の立地環境の条件によっても大きく左右されるところです。 鉄部塗装の塗替え時期の目安として、『チョーキング』を参考に考えられるのも一つの方法ですので、ぜひ試してみて下さい。


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